翌朝、車で来たからには行こうと決めていたサン・マチュー岬を目指す
朝飯もそこそこに、ひたすら西へ西へ。曇りがちの空に「晴れてくれ」と祈りながら、やがて目に入ってきたのは、修道院の廃墟と朽ちかけた教会そしてそれらを支えるように空に聳える灯台だった。
あいにくの天気で沖の視界はよくなかったが、またそれなりの最果て感はあった。
フランス海軍のレーダーサイトにもなっているようで、立ち入り禁止地区もある。
さあ、あとは残り少ない時間を計算してヴァンヌからモルビアン湾越しにあるArzonに寄ることにする。南ブルターニュは陽光明るく暑いくらいだった。
ナント経由でトゥール河右岸を遡りアンジェへ、そこからル・マンへ。夕刻着、ル・マンもトラムが走りまわるようになっていた。駅前のホテル、駅前の中華レストラン、さすがに疲れてきたか。
