全巻読破を目指していて、やや息切れしてしまった講談社版五木寛之小説全集だが、ようやくゴールが見えてきた。後半は、断筆を経て、ある意味同じ系列の再開、再構築といった感を抱くのだが、陰影の深さが増して小説世界の広がりが増しているとともに、たお…
俳句というと季語を立てなければなりません。俳諧となると「諧謔」の語にも見られるように自由度が大きくなります。かつて土屋文明がパリを訪れハイカイスト達と交流を持った際、通訳にあたった松尾邦之助との間で季語をめぐって論争が起きました。邦之助は…
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