ゆうべは諏訪内晶子と札響で海の日記念チャリティーコンサートだった。指揮は円光寺雅彦で、前半が諏訪内さんのサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」と「ヴァイオリン協奏曲第三番ロ短調」。地中海プルーというかラピスラズリというかもう妖艶としか言いようのないドレスに身を包み、ストラディヴァリウス「ドルフィン」とで奏でるサンサーンスは不思議な透明感と超越性に満ちていた。晶子さまはいよいよデエース(女神)の域に入られたようだ。後半は札響で「シェーラザード」、3階席のせいか音がかなりバラバラに上がって聞こえる感じがした。
午後は札幌大通公園に特設されたホワイトロックでの札幌ジャズフェスティバル開催記念コンサート。ドームの内側を使った全天型イメージプロジェクションはなかなか。札幌の夕景が映し出されるとまさに七夕かな、という雰囲気。上田市長を始めとした開催宣言や挨拶の後は、Ms.OOJAのコンサート。なかなか迫力があって今注目の女性ヴォーカルだが、ジャズっぽさ(?)にはちと欠けるか、、、