ブログ トドの昼寝

札幌爺のたわごと

原信夫と#&♭ラストコンサート in Sapporo

皮切りは「Take the A train」だったが、不覚にも涙がこぼれた。豊穣とはこのことかと言う程の余裕のある完璧さだった。進駐軍のベースから始まった日本のジャズ、アメリカにのされてしまうのは癪だったけれど、ジャズは僕らの心を鷲掴みにしたよね。それにしても戦後のあらゆる波を乗りこなしたという意味でも原信夫さんは偉い!どれだけのものを無理矢理飲み下したのだろうか、どれほどの裏切りを見たのだろうか。今はそんなものもなにもかもジャズが引き受けてくれる。
ただひとつ不満が、どうして前に座っていた人の頭はあんなにでかかったのだろう、札幌厚生年金会館ではろくな思い出がない。「ブルース・オン・パレード」終わりも涙でした。