ブログ トドの昼寝

札幌爺のたわごと

森有正と小樽

森有正も小樽に...

6月末北海道大学でオーギュsタン・ベルク先生の講演会があった。その折、雑談の中でベルク先生から「僕の最初の日本語の先生は森有正で、北大で研究をやっていたとき、ちょうど先生が帰国されて訪ねて見えられた。どこかへ行こうかということになり、近場で小樽に行くことになったが、森先生は小樽を見て気に入られたようだ。」どこが気に入られたのかは不明だが、当時まだ小樽は再開発以前で、明治期から昭和の日本近代をそのまま街並みの中に湛えていたからではないだろうか、などと考えてみた。