ブログ トドの昼寝

札幌爺のたわごと

新しい戦前

タモリが現在の状況を「新しい戦前の始まり」と表現したという。ウクライナへのプーチン侵略戦争を受けて世界は再び大きな分断に入ったが、なんとわれらが首相は新たな専制主義陣営の強権的あり方に対して国民に「国を守る気概を持て!」と語り「防衛費を43兆円にまで拡大」と言い放つ始末。防衛のために国家予算の3分の1近い額をつぎ込むというのはこれは明らかに軍事費増であり軍拡への道を進むということだ。日本の戦前(第二次世界大戦前)をみるまでもなくこの途は後戻りが効かないのだ。それをまた始めようと言う神経が分からない。日本の1度目もかなり悲喜劇的だったが、2度目は完全に滑稽としか言いようがない。どこにそこまでの余力があるのか?手遅れになる前に日本の立ち位置や飯の食い方を根本的に再検討しなければ、日本列島全部青山となるやも。